FightingStick SSを
DPPで使用するための改造

更新日:2005年5月15日

※改造は自己責任の上でお願いします。コントローラが壊れようがPCが燃えようが責任は持てません。

サターンジョイスティックの中では評価の高い部類のFightingStick SS(HORI製)ですが、「DPP化したが動作しないぞ!」
と嘆いている方が結構いるかと思います。今回その対策方法について考察してみます。
まず、原因ですが、Fighting Stick SSの入力端子側のプルアップ抵抗が省略されているためです。
(H/Lが安定しないのでDPPと正確な通信ができていません)
従いまして、抵抗を追加してやるだけでOKです。
その抵抗の半田付けをDPP側か、Joystick側か
どちらで行ってもいいのですが、
DPP側で行うとその他のサターンパッドの動作に
に影響するかもしれないので、
ここはFightingStick SS内部で行ってみることにします。








黄色で囲んだコネクタは

下                                        上
1赤
SEL1
2柿
SEL2
3黄
OUT3
4灰
OUT2
5茶
SEL0(5V)
6青
5V
7緑
OUT1
8黒
OUT0
9白
GND

のようになっているかと思います。

1:赤(SEL1)
2:柿(SEL2)
5:茶(SEL0)
以上、3本のピンを
6:青(5V)のピンと10Kオームの抵抗で接続してやります。

(線を切断して直接半田付けしてもいいのですが、ここは美しくいきましょう)


基板を取り外すと下図のようになります。


うまく隙間を見つけて、抵抗を半田付けしましょう。
集合抵抗を使用した場合、下図のように立たせて半田付けすれば、うまく隙間に収まります。



元に戻せばできあがり。
FightingStickSSもDPP接続で正常動作してくれるはずです。
(もちろん、セガサターンでも使用できます)


参考HP
http://www5d.biglobe.ne.jp/~kin/support_ss/ss_adapter.html
また、サターンパッドのピンアサインについてはかしまさんのHPに詳しく記載
http://kaele.com/~kashima/games/saturn.html